soramono雑記

Ubuntuメインのひよこユーザー。

Ubuntu【20.04 勉強中8】フリーズの原因を探して・・・


 今年5月頃から8月にかけてフリーズ頻度が上がってストレスマッハでした。

 

 原因がわからないままは嫌なので、ちょっと調べてみようと思いました。
 エラーログでググってみたけど、ログの見方がよくわからん(汗)

 

参考■
https://mekou.com/linux-magazine/%E8%A6%8B%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%81%8D%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%81%8F-var-log-%E9%85%8D%E4%B8%8B%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E7%B4%B9/

 

 何度かあったフリーズ日時をチェックしたところ、フリーズした時だけループログになってた…。テキストエディターで開こうとすると膨大すぎて心配になるパターン(=o=;)

 そんな中、Wi-Fiが原因の可能性浮上。


$ sudo gedit /var/log/syslog.1
(略)
Aug 21 11:13:37 user kernel: [120159.916494] iwl3945 0000:04:00.0: Queue 4 stuck for 2048 ms.
Aug 21 11:13:37 user kernel: [120159.916507] iwl3945 0000:04:00.0: On demand firmware reload
Aug 21 11:13:37 user kernel: [120159.922210] ieee80211 phy0: Hardware restart was requested
Aug 21 11:13:37 user kernel: [120159.971272] iwl3945 0000:04:00.0: BSM uCode verification failed at addr 0x00003800+0 (of 900), is 0xa5a5a5a2, s/b 0xf802020
Aug 21 11:13:37 user kernel: [120159.971277] iwl3945 0000:04:00.0: Unable to set up bootstrap uCode: -5
(略・直上2行×4)
Aug 21 11:13:37 user kernel: [120160.195543] iwl3945 0000:04:00.0: Unable to initialize device after 5 attempts.
Aug 21 11:13:37 user kernel: [120160.195548] ------------[ cut here ]------------
Aug 21 11:13:37 user kernel: [120160.195549] Hardware became unavailable during restart.
Aug 21 11:13:37 user kernel: [120160.195651] WARNING: CPU: 0 PID: 95057 at net/mac80211/util.c:2205 ieee80211_reconfig+0xd3/0x1170 [mac80211]
(略)
Aug 21 11:13:37 user kernel: [120160.195726] Workqueue: events_freezable ieee80211_restart_work [mac80211]
Aug 21 11:13:37 user kernel: [120160.195747] RIP: 0010:ieee80211_reconfig+0xd3/0x1170 [mac80211]
(略)
Aug 21 11:13:37 user kernel: [120160.195799] ret_from_fork+0x35/0x40
Aug 21 11:13:37 user kernel: [120160.195801] ---[ end trace 644d58356082f684 ]---
Aug 21 11:13:37 user kernel: [120160.195846] wlp4s0: deauthenticating from **:**:**:**:**:** by local choice (Reason: 3=DEAUTH_LEAVING)
Aug 21 11:13:37 user kernel: [120160.195854] ------------[ cut here ]------------
Aug 21 11:13:37 user kernel: [120160.195549] Hardware became unavailable during restart.
(以下略)

 

 syslog.1なのは、調べた当時のことです。ログは定期的に溜まると1→2→3と変更されるので、肝心なのはフリーズ日時が収められてるファイルを探すことです。
 あと、私はgeditで開きましたが、普段から慣れているテキストエディターでOKです。Vi苦手…(´・ω・`)
 所々省略してますが、全部表示したらマジ大変な量なので勘弁…(-_-;)
 ついでにユーザー名や何かのアドレスっぽいものは編集してます。


 素人なので詳細はわかっていませんが、「iwl3945」「ieee80211」がWi-Fi関連なのは明白。それもフリーズ発生時に並んだら、これが原因かと疑っても仕方ない。

 

 当初は内蔵無線LANカードを交換するか考えましたが、その前にスマホWi-Fi接続にも支障が出たため、急遽ルーター購入に切り替えました。→今更だけどWi-Fiルーターを購入した

 

 ルーター設置後、不思議なことにフリーズが治まっています。

 

 内蔵無線LANカードは変えてませんが、接続が安定したことによりPC負荷が減ったのではないかと思ったり。

 

 フリーズ改善のつもりではなかったのですが、結果的にフリーズ改善に至った形になりました。

 

レンタルしてた無線LANカードを返却


 Wi-fi不調が長時間に及び過ぎる気がしてストレスでした。
 スマホで受信状況を確認すると、「普通」「弱い」がよく確認されます。
 HGW(ホームゲートウェイ)が階下にあるというのも一因でしょうが、中継機を買うぐらいならルーター買う。ということでルーター購入しました。

 

 NTTから無線LANカードをレンタルしてたのですが、解約・返却となりました。
 レンタル始めてから数年。お世話になりましたm(_ _)m

 

 事前に解約の流れを調べました。
 あ、ウチは西日本です。

 

参考■
http://steam.blog12.fc2.com/blog-entry-442.html
http://qa.flets-w.com/faq/show/5898?back=front%2Fcategory%3Asearch&category_id=989&keyword=%E7%84%A1%E7%B7%9ALAN%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89&page=1&site_domain=default&site_id=1&sort=sort_keyword&sort_order=desc&type=user&type=user

 

 公式サポートに電話して手続きするのが確実なようです。めんどくさい。
 平日に連絡すると混雑回避できそうです。

 

 当日付けで解約になるため、ルーターを準備してから連絡しましょう。

 


 タイミングをみて電話手続きしました。
 NTT西日本のフレッツ公式サポートページを確認し、「0120-116-116」に電話。

 

1.ガイダンスに従い番号を選択
 >ご家庭でお使い〜【1】>フレッツサービスに関する〜【3】>オペレーター

2.「HGWの無線LANカードを解約したい」と申し出る
 ・ルーター設置の有無を確認されます

3.必要事項に答える
 ・電話番号
 ・契約者名
 ・電話主名・契約者との関係・契約者の許可の有無
 ・住所

4.「本日付で解約になる」との説明に承諾する

5.返却用郵送キット(無料)を送るので郵便局かコンビニに出すように説明される

 

 以上。

 

 平日の昼前に電話しましたが、オペレーターに繋がるまでに6分くらいかかった…月末だったからかな?
 手続きは上記だけだったので早く済みました。

 

 3日後に無線LANカード解約終了の書面と返却キットの2通が送付されました。
 返却キットは着払い伝票を貼り付けられた封筒でした。
 念のため元の箱ごと残してたんだけど、いらなかったな。

 

今更だけどWi-Fiルーターを購入した


 以前から無線LANの不安定さは感じてましたが、ここ最近の不調度合いが頻繁だったので、さすがに対応したほうが良いと考えていました。

 

 NTTのHGW(ホームゲートウェイ)に無線LANカード(レンタル)を挿してWi-Fi環境としていました。
 ただ、このレンタルカード(SC-40NE)はn/b/g対応。
 今どきはac通り越してad/axまで進化してるので、せめてac対応にしたい所存。

 

 ある日、前日から無線の不調が続き翌日も一向に改善する気配がなく、PCどころかスマホWi-Fi使えず大慌て。仕方なくスマホLTE通信)からルーターを通販購入。

 

 そんな慌てて購入したというのに、有線LANでPC確認中に無線LANが復活…( ゚д゚)
 いや、どっちにしろルーター買う気だったから良いけどタイミング…。

 


ルーター
 ELECOM WRC-2533GST2 ( 802.11ac/n/a/b/g / 2018年製 )
 最大値 : 5GHz 1733Mbps / 2.4GHz 800Mbps

 

 最新じゃないけど古くないし、設定が簡単そうだったから。口コミもそう悪くなかった。

 

 

ルーターの設定
 思ったより電波が弱く、ルーターから距離50cmなのに4Gスマホ(ac対応)で400Mbps以下だった…。最大1733Mbpsでこの差よ…。

 

 詳細設定(192.168.2.1)でWi-FiメインSSID設定変更を試したところ、5GHzのみにしても430Mbpsしか反応なし。
 2.4GHzのチャンネル幅:40MHzに変えたら、200Mbps↑になった。多少変動するので100~250ってところか。
 5GHzのチャンネル幅:80MHzに変えたら、PCのWi-Fiリストから消えてしまった…のでAutoに戻した(-_-;)

 

 バンドステアリング(空いてる周波数に自動切り替え)にすると5GHzの設定が弄れないし、ウチの環境的にあえて5GHzを選んでくれそうにないので解除した。

 


■注意点
 スマホは1〜2ストリームが基本らしく、理論値の最高値は4ストリーム前提らしい。ならリンク値低くても仕方ないのか。

 

 ちなみにPCは3945abg(intel)なので、ac/nに非対応。
 でもa/g(最大54Mb/s)がかなり安定した。ルーター買う前は変動が酷くて接続切れまくってた…。

 

 ルーター設定は、スマホからも設定変更できるようにアプリを入れるかURLブクマをオススメします。
 (※5GHz設定イジった際にPCのWi-Fiリストから名前が消えたせいで、PCから変更できなくなったから(笑) 高性能PCならそんなことないかも知れないけどウチのPCは古くて貧弱なので…(泣))

 


■結論
 ルーターでリンク値はかなり改善されたけど、理論値に近づけるには受信機器の性能によることがわかった。
 スマホに関してはもう少し値出ろよと思うけど、これも以前よりは上がっただけマシと取るしかないか。


 関係ないだろうけど、ルーター設置してからPCフリーズが起きてない不思議…。たまたまそういう周期なだけだろうけど、まさかWi-Fi接続不安定がPC負担になってたのか…?

 

Ubuntu【20.04 勉強中7】libgtk3-nocsd0:i386について

 

 20.04(focal)にはlibgtk3-nocsd0のi386(32bit)パッケージが存在していません。
 おかげでWineを動かすたびにエラー表示が並びます。

 

ld.so: object 'libgtk3-nocsd.so.0' from LD_PRELOAD cannot be preloaded (cannot open shared object file): ignored.

 

 ウェブ検索していても、20.04でのWineインストール方法はいくつかあるものの、libgtk3-nocsd0:i386については見つかりませんでした。18.04での対処法は見つかるのに…。

 

 結局、20.04だけど18.04用のものを手動インストールして対処してみました。

 

DL■https://packages.ubuntu.com/bionic/i386/libgtk3-nocsd0/download

 

 ミラー先からDEBパッケージをDLし、GDebiインストーラーでインストールしてみたら出来ちゃってちょっと驚き。

 

 もちろん最初は別バージョンのものをDLして支障ないか悩みましたが、偶々見つけた記事に別パッケージに関してでしたが「代替えとして18.04のパッケージを・・・」といった内容を発見。
 もしかして使えるかも?と思い、実行してみました。

 

 結果、libgtk3-nocsd.so.0のエラーは出なくなりました。

 

CPU交換した話

 CPU交換しました。
 理由は、CPU使用率100%によるフリーズが改善されるかも知れないから。

 

 12年前のノートPCにCPU交換してまでスペック上げるか散々迷いましたが、結局中古CPU買いました。

 

Core2Duo T7250  2.0GHz / キャッシュ 2MB
 ↓
Core2Duo T7700  2.4GHz / キャッシュ 4MB

 

共通情報 Merom / FBS 800MHz / TDP 35W / Socket P
PC型番  Gateway / M-6839j

 

 個人的にはQ9100やX9000、T9500といったSocket Pの限界に挑戦したかったけど、予算的に無理だし、そもそも中古で見つけられなかった(笑) T8300は見つけたけど、古いPCに取り入れるには予算使いすぎな気がして断念。T8100とT7700で悩んだ末に、キャッシュ4MBのT7700にしました。あと、マザボがFBS 800なのでFBS 1600は無謀な気がするし(そもそも800までしか動かないはず)、電力も35Wより上げるとPCがどうなるかわからなかったので、結局マザボに無理させない選択に。

 

性能比較について↓

参考■http://hardware-navi.com/cpu-classic_style.php?NOS=&Company=&Type=Notebook&Order=PassMark&Brand=Core+2+Duo&Cores=&Socket=


 交換の画像は撮らなかったですが、無事に終了。
 コアがT7250(正方形)より一回り大きいT7700(長方形)。ヒートシンクにこびり付いたガッチガチに固まったグリス(コア周りのはみ出し)をできるだけ削ったり洗浄してみたけどキレイに取り切れなかったのが残念。ウチのヒートシンクは同じ型を中華サイトでしか見かけないので交換は諦めてます。さすがにそこまでするなら新しいPC買う方がいいはず。

 

 BIOSでCPU認識したのでそのまま起動へ、OSも無事起動しました。
 改めて、UbuntuでのCPU確認↓

 

$ cat /proc/cpuinfo

 

 Core2なので2コア分が表示されました。ちゃんとT7700を認識してるので良かった。

 

 交換してから一週間程度ですが、今の所フリーズはありません。
 やっぱりCPUの寿命が原因だったのでしょうか?
 もう少し様子を見ます。



 余談ですが、CPUグリスについて。
 ノートPCならシリコングリス(比較的安価)で問題ないと聞きますが、今回はナノカーボングリスにしました。思ったより塗り難かったので、以前使ったシルバーグリスの方が初心者には向いてるかも。

 


※後日談
 交換してから約半月、フリーズ3回発生…。
 ブラウザを変えてみても発生したので、やっぱりシステムが原因かな(´・ω・`)