soramono雑記

Ubuntuメインのひよこユーザー。

HDDクローン【Ubuntu&Vista】起動するまで

※コメントにてお知らせを頂いたので、リンク先URLを修正しました(2017年9月6日)
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 以前、HDDクローン失敗したからリベンジです。
 方法は簡単なのですが、起動させるのにひと手間かかるので注意。
 
 
Ubuntu
 端末を使ってのddクローンをやりました。
 
 まず最初に。
 クローンを行う際、念の為に別のOSを使用しました。予備でいくつかLinuxOSを準備しているのですが、今回はChaletOSで実行です。
 
 次に、今回も大いに活躍してくれたパーティションエディターGParted)。
 ソフトウェアセンターからインストールしておきましょう。後々も役立つので( ´∀`)bグッ!
 
 クローン元について。
 それなりの容量の領域にUbuntuを入れていましたが、USBメモリに一時的に避難させたいのでUSBメモリの容量(16GB)まで縮小させました。ddクローンは容量大→小だと失敗するので。
 えっと…200GB→11GBに縮小だったかな?Ubuntu自体は現状10GB未満使用です。
 
 クローン先のUSBメモリのフォーマット。
 ext4でフォーマットします。swapは任意なので、なくても平気な人は省いても大丈夫かな?私は2GB(拡張)ほど確保しましたが。
 
 ついでにクローン元・先のディスク名(sda/sdb/...)を確認しておきます。ddクローンで絶対に必要なのでメモしておきます。今回は、
 
クローン元:sdd1
クローン先:sde1
 
だったので、コマンドは以下になります。
 
sudo dd status=progress if=/dev/sdd1 of=/dev/sde1 bs=64K conv=noerror,sync
 
 「status=progress」は実行中の進度表示(※時間経過ではない。あくまで実行速度や実行データ測量)です。LMDE2では表示してもらえなかったですが、UbuntuとChaletOSでは表示してくれました。
 「bs=」は移動バイト数だったかな?指定してしまうと失敗率上がるので省いても良かったのですが、今回は64Kで実行してみました。
 「conv=noerror,sync」は実行中エラーを無視、完了後は速やかに終了…だったかな?
 参考にした記事のURLが残ってなかったため、情報元を表記できず申し訳ありません。確か「dd クローン」で検索して探したような記憶が…m(_ _;)mゴメンナサイ
 
 クローン自体は成功。起動確認もできました。
 ただ、GPartedで確認すると、クローンしたディスクの表示がちょっと変になってた…。通常なら太枠に白ベース、使用域が薄く色付きますよね?それが、太枠内に空白が出来てました。「bs=」の影響なのかな?やっぱり外した方が無難だったかな?
 起動には問題なかったですが、すべての作業後に修復しました。(※GPartedにて、選択ディスクを右クリック>チェック>実行)
 
 
 一時的にUSBメモリに避難(クローン)したUbuntuはHDD整理の後、改めてHDDにddクローンしました。
 実行方法は上記と同じですが、そのままでは起動されませんでした。bootエラーですね。
 
 手を加えた方法は以下の通り↓
 
▼ChaletOS起動からGPartedにて、選択ディスクを右クリック>フラグを編集>boot
Grubインストールをしてみた。(参照■ChaletOS【LinuxOS 第5弾】grubエラーで起動しない問題
sudo mount /dev/sdd1 /mnt
sudo grub-install /dev/sdd --root-directory=/mnt
 
 ぶっちゃけ何が原因だったのかわかっていません。←
 本来なら一つ一つ確認すべきなのですが、あまりにも起動しないので苛立ってました(*ノω・*)テヘ
 Grubインストールは正直いらなかったかも。仕上げの「sudo grub-install /dev/sdd」してない(笑)boot認識して欲しかっただけなの…。
 (※クローン後に配置移動したため、デバイス名は「sdd」になってます)
 
 
 こちらはフリーソフトでクローンしました。
 
EaseUS Tobo Backup Free(Windows版)
 
 公式サイトからだとメルアド登録しなきゃいけないので、窓の杜さんからDLしました。
 無料版を使用するため、インストール中のライセンス入力は「後で」を選択してスルーします。
 
 HDDクローンするには【クローン】を選択し、「ソース」でクローン元(C:)、「ターゲット」でクローン先を選びます。失敗しないように容量はソース<ターゲットにします。3時間くらいかな?オフライン実行しました。
 
 VistaはUSB起動が出来ないので、クローン先HDDを内蔵します。ウチの愛機は+ドライバー一本で換装できるので助かります。
 
 換装したものの、Vistaが起動しません。エンドレスでBIOS画面が再起動されます( ゚д゚)ポカーン
 
 またクリーンインストールするのはさすがに勘弁して欲しいので、先にクローンしたUbuntuUSBメモリ)からネットで調べました。
 
 
 ↑Win8〜の記事ですが、Vistaでも通じます。インストールディスクの表示画面は違いますけどね。
 早速OSインストールディスクを引っ張り出して実行です。これで失敗したらクリーンインストールする覚悟(ヽ´ω`)
 
 まあ、結果として成功しました。以下、参考記事に沿ってやったことです↓
 
▼インストールディスク起動「次へ」
▼「コンピューターを修復する」を選択
  →再起動(修復には再起動が必要と画面案内が出たので…)
  →インストールディスク起動「次へ」→「コンピューターを修復する」
Windows Vista「次へ」
▼「コマンドプロンプト」を選択し、以下のコマンドを入力
  ①diskpart
  ②list disk
  ③select disk 0 (OSが入ったディスクを選択)
  ④list partition
  ⑤select partition 1 (OSが入ったパーティションを選択)
  ⑥active
  ⑦exit (diskpartを終了する)
  ⑧bootrec /fixboot
  ⑨bootrec /fixmbr
コマンドプロンプトを閉じて「再起動」
▼インストールディスク起動「次へ」
▼「コンピューターを修復する」
▼「スタートアップ修復」を選択
▼再起動
 
 これで通常のVista起動が出来ました。クリーンインストールをせずに済んだよε-(´∀`*)ホッ
 
 
 …ところで、Vistaのブートマネージャー画面(黒背景に白文字)が日本語にならないのは何故だろう…(´・ω・`)