Ubuntu【18.04勉強中6】Wineをインストールしてみた
すべてのWinプログラムが使えるわけではないですが、使えたらラッキー☆くらいの気持ちで挑みます。
Ubuntu 18.04 LTS 64bit が前提です。
1）Wineをインストール
公式サイトの案内どおりにしていきます。
$ sudo dpkg --add-architecture i386
$ wget -nc https://dl.winehq.org/wine-builds/winehq.key && sudo apt-key add winehq.key
$ sudo apt-add-repository 'deb https://dl.winehq.org/wine-builds/ubuntu/ bionic main'
$ sudo apt update
$ sudo apt install --install-recommends winehq-stable
※「wine-stable（安定版）」「wine-devel（開発版）」「wine-staging（テスト版）」
2）Winetricksをインストール
Wineのための便利ツールです。
$ sudo apt install winetricks
Winetricksバージョン確認しておきます。
$ winetricks --version
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※Ubuntuからのインストールだと最新版でないことがあります。
最新版の確認はこちらで。
（※2019/01/28時点）
【 files version bump - 20181203 】
数字の部分が最新バージョン名です。更新日とも言う。
Ubuntuのソフトウェアで確認したところ、扱っていたバージョンは【20180217】だったので最新版にします。
$ sudo apt install build-essential cabextract
$ tar xvf 20181203.tar.gz
$ cd winetricks-20181203
$ sudo make install
※ ~/にDLされた「20181203.tar.gz」はインストール後は不要なのでゴミ箱削除しました。
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3）libgtk3-nocsd0:i386のインストール
入れておかないとWineの文字化け対処のフォントインストール時にエラーが出ます。
ERROR: ld.so: object 'libgtk3-nocsd.so.0' from LD_PRELOAD cannot be preloaded (cannot open shared object file): ignored.
つまり、libgtk3-nocsdの32bit版（i386）が必要。
$ sudo apt install libgtk3-nocsd0:i386
4）Wineの設定構築
Wineは安定してる32bit版を推奨しているので、32bit起動に設定します。
「C:」ドライブに当たる隠しフォルダ「/home/ユーザー名/.wine」が作成されます。
$ WINEARCH=win32 winecfg
※初回時のみ
$ winecfg
※2回目以降
「Wine Mono」「Wine Gecko（×2）」のインストールを促されますが、この場ではキャンセル。
必要なプログラムの起動時にインストールを促されるので、その時にインストールします。
▼64bit版で設定起動してしまった場合、32bit版に再設定できます。
$ rm -r ~/.wine
$ WINEARCH=win32 wineboot
※64bit版で文字化け対処した後に「~/.wine」削除すると、フォントインストール等やり直しになるので注意。
5）Wine文字化けの対処
文字化けに備えてフォントをインストールします。
文字化け解消されたかどうかは「$ winecfg」の「画面」フォント見本で確認できます。
$ winetricks allfonts
ダメだったら↓
$ winetricks cjkfonts
※個別インストールの方法↓
$ winetricks
・Select the default wineprefix
・Install a font
・フォント選択
※Winetricksの初回起動時にエラー報告を送るかどうか尋ねられます。
Noでも問題ありません。
以上でWineの準備完了。
参考■
