soramono雑記

Ubuntuメインのひよこユーザー。

今更だけどWi-Fiルーターを購入した


 以前から無線LANの不安定さは感じてましたが、ここ最近の不調度合いが頻繁だったので、さすがに対応したほうが良いと考えていました。

 

 NTTのHGW(ホームゲートウェイ)に無線LANカード(レンタル)を挿してWi-Fi環境としていました。
 ただ、このレンタルカード(SC-40NE)はn/b/g対応。
 今どきはac通り越してad/axまで進化してるので、せめてac対応にしたい所存。

 

 ある日、前日から無線の不調が続き翌日も一向に改善する気配がなく、PCどころかスマホWi-Fi使えず大慌て。仕方なくスマホLTE通信)からルーターを通販購入。

 

 そんな慌てて購入したというのに、有線LANでPC確認中に無線LANが復活…( ゚д゚)
 いや、どっちにしろルーター買う気だったから良いけどタイミング…。

 


ルーター
 ELECOM WRC-2533GST2 ( 802.11ac/n/a/b/g / 2018年製 )
 最大値 : 5GHz 1733Mbps / 2.4GHz 800Mbps

 

 最新じゃないけど古くないし、設定が簡単そうだったから。口コミもそう悪くなかった。

 

 

ルーターの設定
 思ったより電波が弱く、ルーターから距離50cmなのに4Gスマホ(ac対応)で400Mbps以下だった…。最大1733Mbpsでこの差よ…。

 

 詳細設定(192.168.2.1)でWi-FiメインSSID設定変更を試したところ、5GHzのみにしても430Mbpsしか反応なし。
 2.4GHzのチャンネル幅:40MHzに変えたら、200Mbps↑になった。多少変動するので100~250ってところか。
 5GHzのチャンネル幅:80MHzに変えたら、PCのWi-Fiリストから消えてしまった…のでAutoに戻した(-_-;)

 

 バンドステアリング(空いてる周波数に自動切り替え)にすると5GHzの設定が弄れないし、ウチの環境的にあえて5GHzを選んでくれそうにないので解除した。

 


■注意点
 スマホは1〜2ストリームが基本らしく、理論値の最高値は4ストリーム前提らしい。ならリンク値低くても仕方ないのか。

 

 ちなみにPCは3945abg(intel)なので、ac/nに非対応。
 でもa/g(最大54Mb/s)がかなり安定した。ルーター買う前は変動が酷くて接続切れまくってた…。

 

 ルーター設定は、スマホからも設定変更できるようにアプリを入れるかURLブクマをオススメします。
 (※5GHz設定イジった際にPCのWi-Fiリストから名前が消えたせいで、PCから変更できなくなったから(笑) 高性能PCならそんなことないかも知れないけどウチのPCは古くて貧弱なので…(泣))

 


■結論
 ルーターでリンク値はかなり改善されたけど、理論値に近づけるには受信機器の性能によることがわかった。
 スマホに関してはもう少し値出ろよと思うけど、これも以前よりは上がっただけマシと取るしかないか。


 関係ないだろうけど、ルーター設置してからPCフリーズが起きてない不思議…。たまたまそういう周期なだけだろうけど、まさかWi-Fi接続不安定がPC負担になってたのか…?

 

Ubuntu【20.04 勉強中7】libgtk3-nocsd0:i386について

 

 20.04(focal)にはlibgtk3-nocsd0のi386(32bit)パッケージが存在していません。
 おかげでWineを動かすたびにエラー表示が並びます。

 

ld.so: object 'libgtk3-nocsd.so.0' from LD_PRELOAD cannot be preloaded (cannot open shared object file): ignored.

 

 ウェブ検索していても、20.04でのWineインストール方法はいくつかあるものの、libgtk3-nocsd0:i386については見つかりませんでした。18.04での対処法は見つかるのに…。

 

 結局、20.04だけど18.04用のものを手動インストールして対処してみました。

 

DL■https://packages.ubuntu.com/bionic/i386/libgtk3-nocsd0/download

 

 ミラー先からDEBパッケージをDLし、GDebiインストーラーでインストールしてみたら出来ちゃってちょっと驚き。

 

 もちろん最初は別バージョンのものをDLして支障ないか悩みましたが、偶々見つけた記事に別パッケージに関してでしたが「代替えとして18.04のパッケージを・・・」といった内容を発見。
 もしかして使えるかも?と思い、実行してみました。

 

 結果、libgtk3-nocsd.so.0のエラーは出なくなりました。

 

CPU交換した話

 CPU交換しました。
 理由は、CPU使用率100%によるフリーズが改善されるかも知れないから。

 

 12年前のノートPCにCPU交換してまでスペック上げるか散々迷いましたが、結局中古CPU買いました。

 

Core2Duo T7250  2.0GHz / キャッシュ 2MB
 ↓
Core2Duo T7700  2.4GHz / キャッシュ 4MB

 

共通情報 Merom / FBS 800MHz / TDP 35W / Socket P
PC型番  Gateway / M-6839j

 

 個人的にはQ9100やX9000、T9500といったSocket Pの限界に挑戦したかったけど、予算的に無理だし、そもそも中古で見つけられなかった(笑) T8300は見つけたけど、古いPCに取り入れるには予算使いすぎな気がして断念。T8100とT7700で悩んだ末に、キャッシュ4MBのT7700にしました。あと、マザボがFBS 800なのでFBS 1600は無謀な気がするし(そもそも800までしか動かないはず)、電力も35Wより上げるとPCがどうなるかわからなかったので、結局マザボに無理させない選択に。

 

性能比較について↓

参考■http://hardware-navi.com/cpu-classic_style.php?NOS=&Company=&Type=Notebook&Order=PassMark&Brand=Core+2+Duo&Cores=&Socket=


 交換の画像は撮らなかったですが、無事に終了。
 コアがT7250(正方形)より一回り大きいT7700(長方形)。ヒートシンクにこびり付いたガッチガチに固まったグリス(コア周りのはみ出し)をできるだけ削ったり洗浄してみたけどキレイに取り切れなかったのが残念。ウチのヒートシンクは同じ型を中華サイトでしか見かけないので交換は諦めてます。さすがにそこまでするなら新しいPC買う方がいいはず。

 

 BIOSでCPU認識したのでそのまま起動へ、OSも無事起動しました。
 改めて、UbuntuでのCPU確認↓

 

$ cat /proc/cpuinfo

 

 Core2なので2コア分が表示されました。ちゃんとT7700を認識してるので良かった。

 

 交換してから一週間程度ですが、今の所フリーズはありません。
 やっぱりCPUの寿命が原因だったのでしょうか?
 もう少し様子を見ます。



 余談ですが、CPUグリスについて。
 ノートPCならシリコングリス(比較的安価)で問題ないと聞きますが、今回はナノカーボングリスにしました。思ったより塗り難かったので、以前使ったシルバーグリスの方が初心者には向いてるかも。

 


※後日談
 交換してから約半月、フリーズ3回発生…。
 ブラウザを変えてみても発生したので、やっぱりシステムが原因かな(´・ω・`)

 

Ubuntu【20.04 勉強中6】kworkerがCPU使用率を上げてる?

 頻発するフリーズ原因を探してる内に見つけた記事から、ウチも同じ現象になってないか確認してみた。

 

参考■
https://qiita.com/gooos/items/a97ae795f993c1adadb9
https://namachan10777.hatenablog.com/entry/2016/06/04/151459


$ grep . -r /sys/firmware/acpi/interrupts
(略)
/sys/firmware/acpi/interrupts/gpe_all: 196902
/sys/firmware/acpi/interrupts/gpe19: 0 invalid unmasked
/sys/firmware/acpi/interrupts/gpe1A: 0 invalid unmasked
/sys/firmware/acpi/interrupts/gpe09: 0 disabled unmasked
/sys/firmware/acpi/interrupts/gpe0A: 0 invalid unmasked
/sys/firmware/acpi/interrupts/gpe17: 196898 EN enabled unmasked

(略)

 (※レイアウト崩れ失礼します…m(_ _;)m)

 

 PC稼働時間で数値は上がりますが、他と比べると明らかにgpe17が突出してる。
 停止には【$ sudo】が使えないので【#(root)】で操作。

 

$ sudo su
# echo disable > /sys/firmware/acpi/interrupts/gpe17

 

※root権限(#)は「# exit」で終了します。

 再起動すると元に戻ってしまうので、更に自動化設定します。

 

-----
#!/usr/bin/bash
echo disable > /sys/firmware/acpi/interrupts/gpe17
-----

 

 テキストエディターに上記のシェルスクリプトを書き、chmodで実行可能にします。

 

シェルスクリプト→参考■https://eng-entrance.com/linux-shellscript-do
chmod →参考■https://eng-entrance.com/linux-command-chmod

 

 私はchmodを使い熟せそうにないので、ファイルのプロパティから「プログラムとして実行可能」にチェックを入れて対処しました。(-_-;)

f:id:soramono:20200801125853p:plain

※ちなみに、拡張子はつけてません…。つける場合は「.sh」のようですね。
※参考記事だと「bashzsh」になってたけど、シェルスクリプトの作り方見るとbashだったのでbashにしてみた。


(追記)
 bashの方が古くから使われ、近年はzshが人気だそうです。ただ、私はシェルスクリプト初心者であり、無難なbashにしてみたということです。

bashzshの違い↓
参考■
https://qiita.com/umasoya/items/826d757a7d4353a1e259
http://nihon2.com/bash%E3%80%81zsh%E3%80%81%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96%E3%81%AElinux%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%AF%E4%BD%95%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B

 

 次に、シェルスクリプトファイルを移動します。

 

$ sudo mv disableGPE17 /usr/local/bin/

 

 移動場所は必ずしもそこでなければ…ということではないらしい。参考記事に倣ってます。ファイル名もわかりやすければ何でもいいはず。

 

 もう一つファイルを作成。

 

-----
[Unit]
Description = disable /sys/firmware/acpi/intterupts/gpe17

[Service]
#書いて配置したスクリプトに合わせてパスを変える
ExecStart = /usr/local/bin/disableGPE17
Type = simple

[Install]
#多分multi-user.targetで無くてもいい
WantedBy = multi-user.target
-----

 

 上記のテキストを.serviceで保存。パス名は各自変更してください。
 保存したファイルを/etc/systemd/system/に入れます。

 

$ sudo mv disableGPE.service /etc/systemd/system/

 

 後は実行されるようにroot操作で設定します。

 

# systemctl daemon-reload
# systemctl enable disableGPE

 

 再起動して「$ grep . -r /sys/firmware/acpi/interrupts」で確認し、gpe17がdisabledに変わっていれば成功。


 停止・自動化しても「0」になるわけではなかったですが、サスペンドしつつ2~3日再起動してない状態でも数値500以下で抑えられています。

Ubuntu【20.04 勉強中5】キーマップ変更

 最近フリーズ頻度が多くて、どうにか対処できないかググってます。
 その際に以下の記事を発見↓

参考■https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=20916

 

 フリーズの原因は載っていませんが、多少の改善がされたようです。
 キーボード設定でフリーズが治まるのがよくわかりませんが、治ったら御の字。

 

参考■https://mitsuyamaeda.blogspot.com/2018/04/xubuntu-on-vmware-workstation-pro.html

 ↑にほぼやり方が載っていたので、これを元に実行。

 

■現状の確認

$ localectl
   System Locale: LANG=ja_JP.UTF-8
       VC Keymap: n/a
       X11 Layout: jp
        X11 Model: pc105

$ localectl list-locales | grep -i ja
ja_JP.UTF-8

$ localectl list-keymaps
Failed to read list of keymaps: そのようなファイルやディレクトリはありません

 

 list-keymapsが何故か使えないというね…。
 でも設定変更はできるようなので無視します。

 

■キーマップ設定の変更(pc105→jp106)

$ sudo localectl set-keymap jp106

$ localectl
   System Locale: LANG=ja_JP.UTF-8
       VC Keymap: jp106
       X11 Layout: jp
        X11 Model: jp106
     X11 Options: terminate:ctrl_alt_bksp

 
 無事変更できました。これでしばらく様子見です。

 


※後日談
 三日後にフリーズ発生。
 一日に3回フリーズした時に比べるとマシですけどね。
 個人的にフリーズの原因は、アプデDL(バックグラウンド)によるCPUビジーエラーじゃないかと疑ってる。