soramono雑記

Ubuntuメインのひよこユーザー。

Ubuntu【勉強中2】WindowsでLive USB作成

 最新Ubuntu日本語Remixは16.04(2017年3月時点)となっています。そこで一番肝心のシステム要件の確認です。
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システム要件

Ubuntux86 PC、64ビットPCで利用することができます。少なくとも1ギガバイトのRAMと5ギガバイトのストレージスペースが必要です。
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Ubuntu Japanese Team「Ubuntuの特徴」より引用■https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu/features
x86 PC=32ビットPC

 他のサイトでも調べたら、インストールガイドには↓

    CPU: Pentium 4 (1GHz)
    RAM: 256MB (推奨は1GB)
    HDD: 10GB

と書かれているそうです。でもDLページには↓

    CPU: 2 GHz dual core processor
    RAM: 2GB
    HDD: 25GB

と書かれているようで、こちらを基準にした方がよさそうです。
 ちなみに、Vista PCでAeroが使えるなら大丈夫らしい。

 最新版DLページを見たらわかるように、この先は64bit版のみの配布になりそうなので、32bitPCに最新版64bitは少し冒険ものな気がする…。

 Ubuntu 14.04 LTS/32bit版がまだ配布されており、こちらの最低限システム要件は↓

    CPU: Pentium 4 (1GHz)
    RAM: 512MB (推奨は1GB)
    HDD: 5GB

だそうです。めっちゃ軽い(笑)っても実際には上記DLページの要件くらい必要だそうです。あくまで最低限値だしね。
 メモリ2GBだと32bit、メモリ4GBだと64bit――と判断されている記事をどこかで見ました。

 愛機のスペックは↓

    CPU: 2.0GHz Core 2 Duoプロセッサー
    RAM: 2GB(1GB×2)
    HDD: 250GB→1TB(換装済み)

だけど、UbuntuをUSB起動にするつもりなのでHDDは関係なし。問題はVista/32bitノートなんだよね…。

 どちらにしろ、愛機で動作確認しなきゃいけないのでLive USBを作成してみます。


Ubuntu Live USBをWindowsで作成

 自分のPCでUbuntuが動作できるか確認するため、Vistaを残したまま別OSを使える環境にします。そのためのお試しOSが「Live USB」になります。
 Live USBでネット接続はできますが、設定変更しても再起動すると変更前に戻ります。あくまで「お試し」です。
 使えそうだったら外付けHDDに本インストールの予定です。

 本来はCD/DVDに焼いてLive CD/DVDとして試用していたのが、最近はUSBメモリ対応されています。とても嬉しい。

 まずは下準備。

Ubuntu・・・Linux系OS、DL先↓

Ubuntu Japanese Team■https://www.ubuntulinux.jp/

 Live USBということで「日本語 Remix イメージのダウンロード」へ。
 一応、最新版16.04 LTS/64bitと14.04 LTS/32bitのISOをDLしておきます。サポート期限にご注意を!

Rufus・・・WindowsUSBメモリにOSイメージを書き込むソフト

参考■https://kledgeb.blogspot.jp/2016/04/rufus-1-windowsusbubuntuusb.html

 …14.04のISO書き込みしようとしたら13.10表示とはこれ如何に…?

 USB書き込みが終わったら、一番重要なBIOSのブート設定変更です。


BIOSの起動順位変更

 USB起動をしたいなら、内蔵HDDより先に読み込んでもらわないとダメです。なので起動(Boot)設定から読み取り順を確認します。

BIOS>[F2]>Boot

 愛機の起動順位は↓(ざっくり説明)

1.IDE CD/DVD
2.SATA HDD
3.USB CD/DVD
4.USB KEY
5.USB HDD
6.…(以下その他諸々)

 まずは「USB KEY」を「SATA HDD」の上に移動させることに。

 愛機のBIOSは「-/+」で順位移動です。テンキーないので[=-ほ]キーを使いDown移動。(何度やっても [+;れ]、[Shift]+[+;れ] は使えなかった…)
 移動できたら[F10]保存終了、「yes」を[Enter]したら再起動されます。

 再起動に合わせてUSBメモリを入れましたが起動せず…マジか。「USB KEY」が今一わかってなかったのですが、どうやらUSBメモリとは違ったらしい。

 次は「USB HDD」を「SATA HDD」の上に移動。これで現在の起動順位は↓

1.IDE CD/DVD
2.USB KEY
3.USB HDD
4.SATA HDD
5.USB CD/DVD
6.…(以下その他諸々)

 再起動――無事にUSBメモリからの起動に成功!

BIOSはメーカーによって表示が違います。事前の調べてからの変更を心掛けてください!


◆Live USBの起動

 無事にUSB起動を確認し、Ubuntuの「体験版」スタート!

 自動的に「日本語」選択されました。もちろん、手動で変更も出来ます。
 手持ちのワイヤレスマウスはLinux対応表示されていなかったのですが、自動認識されました。USB接続に問題はなさそうです。

 まずはデフォルトの画面確認。(画像は「Ubuntu 画像」で検索してください。汗)
 左側にメニューが並びます。アイコンでかい(笑)
 ゴミ箱が一番下にありました。その上にディスクドライブのアイコン…内蔵HDDが表示されました。これは便利!

 txtファイルの文字化け確認。
 HDDの中身からWin保存のtxtファイルを開くとやはり文字化け…。しかし、開いた時に現在のエンコード表示から別のエンコードを追加できると教えてくれたので、UTF-16を追加。無事に読めるようになった!基本unicode保存だったので助かった!!

WindowsのtxtエンコードANSIShift_JISunicodeUTF-16

 ウィンドウなんですが、ボタンの配置が違います。

Windows・・・右上に[-][□][×]
Ubuntu・・・左上に(×)(-)(□)

 慣れるまで大変そう(笑)

 さあ、次は無線LAN設定です。

 …の前に、一応16.04も動作確認しようと思います。14.04同様にLive USBを作成し、再起動。
 16.04は動くには動きましたが、起ち上がり中に画面が乱れた(USBのせい?)のでやはり64bitは無茶だったかな…?


Ubuntu無線LAN設定

 ルーターSSID/暗号化キー(パスワード)を準備。
 デスクトップ右上の「↑↓」からWi-Fiリストを開き、ルーターSSID)を選んだら暗号化キーを入力。

 以上!
 後はブラウザ(初期:Firefox)を開き、ネット接続確認となります。

 …ネット接続、疲れました…。
 入力したあと[接続]をクリックしても切断されたのに、[接続]押さずに[Enter]したら繋がったという…なんでやねん!!(笑)

 なんとか無線LAN設定を確認し、Firefoxで軽く単語検索したらちゃんと検索結果が出ました。これでネット確認終了!

 ここまで出来たら、最低限のチェック終了です。お次は御大…Ubuntuの本インストールです!


【おまけ】
 Ubuntuのテスト起動+無線LAN設定を試し、ようやく本インストールの目処が立ったのですが、その後Vistaでネットしながら気づいた…時刻表示がずれている…だと…?

 ケータイで時間確認したら、9時間前の表示だった。笑…じゃねえよ!どう考えてもUbuntuの動作確認していた時間帯だし。

 これって、UbuntuVistaを起動変更するごとに時間設定狂うのかな…?ヤダソレコワイ!