soramono雑記

Ubuntuメインのひよこユーザー。

Ubuntu【勉強中4】デスクトップとブラウザとClamTK

※2ヶ所追記しました。参考URLの記載が遅れたことをお詫びいたします。申し訳ありませんでした。
(2017年03月09日)

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 前回の投稿、実はUbuntuから投稿しました。テキストエディターで編集してコピペするのですが…。

■notepad(メモ帳)とgedit
 notepad(メモ帳)はWindows標準のテキストエディターです。

 前回、前々回に少し書きましたが、両者で基準エンコードが違います。Windowsでは主に「ANSI(Shift-JIS)」「UnicodeUTF-16)」、他に「Unicode big endian」「UTF-8」も保存可能です。

 geditではエンコードの追加によって読み込みできるので特に支障はないのですが、ちょっと気になったことがあります。
 いつものように文章入力してブログにコピペ投稿した後、Vistaで確認したら「覚えのない空白」が存在しました。
 わかりやすくすると↓のような感じ。
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(文章)
(文章)
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 この「▮」は半角スペースです。読む分に支障はないですが、ちょっと気になりました。WindowsLinuxでは改行コードが違うので、その影響でしょうか?

※コピペの際「プレーンテキストとして貼り付け」たら、改行の半角スペースは出ませんでした。
(2017年03月09日追記)

 geditで「名前をつけて保存」する際、エンコードと改行コードを指定できます。現在は「UTF-16」「Windows」で設定していますが、改行コード指定できるのが面白い。さすがプログラミングのためのエディターですね!


 テキストエディターについては以上として、以下は表題についてです。


■デスクトップLauncherのサイズ変更
 初めてUbuntu起動した時に思ったのが、アイコンのでかさです。わかりやすいですが、ちょっと目立ちすぎ…。個人的にもっとすっきりしたデザインの方が好みのため、サイズ変更しました。

システム設定>外観>「Launcherアイコンのサイズ」を「30」に変更

 これでデスクトップのランチャー幅をすっきりサイズに出来ました。これ以上小さくするとアイコン選択に支障をきたしそうなので自重。

※「挙動」でLauncherを自動的に隠す設定ができます。ただ、やってみたけど逆に面倒だったので固定表示しておくことにしました。(Win8.1とかでいう「チャーム」ですね。タブレットだと便利なんでしょうが…)

 ランチャーはWindowsでいう「スタートメニュー」や「クィックメニュー」です。登録・解除は簡単です。
 デフォルトで表示されている「Amazon」「LibreOffice(Writer/Calc等)」は右クリック>Launcherへの登録を解除しました。よく使う「gedit」や「ファイアウォール」「ClamTK」などを、起動中アイコンを右クリック>Launcherに登録しました。


■デスクトップのアイコンサイズ
 こちらもデフォルトではサイズが大きめ。もう少し小さいサイズに変更しました。

ランチャー「ファイル」>メニューバー「編集」>設定>「アイコン表示の規定値」を「100%→66%」に変更


Firefox for Linux
 Ubuntu 16.04 LTS(日本語Remix)では、アップデートを済ませると最新版Firefox(日本版)が使えます。
 Vistaでも使っていたので同じように…設定内容やアイコン配置などの重要部分は同じなのですが、印象が大きく違います。

・フレームカラーがグレー(Vistaではブルー)
・フォントにMSフォントがない(有償ライセンスなので無理)
・ブックマークツールバーが幅とって不細工(非表示に変えた)

 Ubuntuは元々仕様で上部にメニューバーが固定されています。なので最大化したとしても上部の窮屈さは解消されません。こればっかりはどうしようもないのかな…。


 ブラウザ「Opera」開発者による新しいブラウザです。IEGoogleChromeOperaFirefoxと使ってきたので、Opera経験ありのため使い方に戸惑いはありませんでした。このブラウザはカスタマイズによって自分好みに進化するブラウザと言われています。(昔のFirefoxもそうだったけど)

 まず、選んだ理由は「軽い」こと。もちろん拡張していくことで重くなるのは当たり前ですが、最低限のシンプル設定にすることで問題は解消されます…よね?(/ω・\)チラッ
 デザインはデフォルトで数種類装備、タグ位置やカラーリングを選べます。どちらかというと角張ってますが、Win10と似たような印象ではないかと思います。私は好きですよ。
 ブックマークは「Mozilla Firefox」からインポートできます。(Opera、HTMLファイルからもOK)並べ替えは手動になります。
 Opera同様「スピードダイヤル」装備。スタートページに設定すれば、よく行くサイトへすぐにアクセスできます。
 ブックマークツールバーは最初非表示にしていたのですが、インポートしたブクマの量が多すぎるので、読み取りやすいように表示(アドレスバーの下)にしました。

 ページの読み込み経過(容量とデータ数)がアドレスバーで見られるのが面白い。速度が遅いな~と思っても、データ自体が重いのかな?と思えるのでイライラが減った(笑)

 Vivaldiはリリースからまだ1年ほど(2016年4月~)ですが、共同起業者に日本人がおられるため日本語対応もバッチリです。ちょっと興味を持たれた方は↓へどうぞ!

Vivaldi公式サイト■https://vivaldi.com/


■CalmTK(ウィルススキャナー)でフォルダーをスキャン
 ClamTK導入日に一度スキャンした時は、大してファイルも多くないので即終了したのですが、アプリを増やしてから改めてフォルダースキャンを実行。

ClamTK起動>フォルダーをスキャン>左枠から「ファイル・システム」を選択>(右枠は選択せず)スキャン実行

 …驚きです。潜在的な脅威」が61も検出された…!!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
 で、脅威があったのは仕方ないけれど、履歴や一覧表示されなかったのが解せない!
 調べたら、同様のケース相談があったので参考にしてみました。


 どうもClamTK(5.20)自体の問題らしいです。面倒ですが、脅威を放っておけないので頑張ってみました。

1.端末を開く(デスクトップ空きスペースで右クリック>端末を開く)
2.「clamtk」を入力、エンター
3.ClamTK起動、フォルダーをスキャン(左枠の「ファイル・システム」を指定)

 端末を開いたままスキャンしました。

$ clamtk
*** unhandled exception in callback:
***   Cannot decode string with wide characters at /usr/lib/x86_64-linux-gnu/perl/5.22/Encode.pm line 200.
***  ignoring at /usr/share/perl5/ClamTk/GUI.pm line 141.

 スキャン後、端末上で↑の英文表示されていたので、↓をコピペ入力。

env LC_TIME=C clamtk

 エンター後、一度ClamTKを閉じると自動で再起動します。この状態でもう一度スキャンです。
 結果、「潜在的な脅威」の一覧・履歴とも表示されました。隔離もできました!

 57/61がLibreOffice関連でした。残り3つがFirefox関連、1つが「usr/share/mime/mime.cache」。
 LibreOfficeはまだ使用しておらず、一度手違いで開いたけどすぐに閉じました。まあ、しばらく使う用事もないので脅威ファイルは削除しておきます。
 問題がFirefoxの1つに出た「Trojan」通称トロイの木馬……工エエェェ(´д`)ェェエエ工

 見つかったFirefox関連ファイル↓
/home/(ユーザー名)/.cache/mozilla/firefox/16nqr56q.default/cache2/entries/(以下3つ)
55ECD56EDBDA687911A830E6B1E802668C0C2991      PUA.Win.Trojan.Xored-1
90544699E688E2E0D17540BBBCC1103B4797A358      PUA.Win.Tool.Packed-178
42D807C0D572B2D9697516F790B19E1C19986763      PUA.Win.Tool.Packed-178
 ついでによくわからんかったもの↓
/usr/share/mime/mime.cache                    PUA.Win.Exploit.CVE_2012_0110-1
 あとは全部LibreOffice関連でした。

 ちなみに削除後にもう一度スキャンしたら、Firefox分は検知されませんでしたが、mime.cacheとLibreOfficeはまた出てきた。
 ネットで調べたところ、ClamTKの過剰検出という見方もあるそうです。

 よく見たら全部Windows関連か?
 この後、Firefox起動して、履歴・ブクマ全部削除しました。これでいつでもアンインストールできるぜ!


ディレクトリ名の英語化
 忘れていたのですが、この先のアップデートに備えておきます。
 基本的にUbuntuは英語ベースなので、インストール失敗率を減らすために英語化しておきます。
 英語化されるのはディレクトリ名(デスクトップ、ドキュメント等)だけで個人ファイル名は変わりません。

1.端末を開く
2.「LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update」を入力してエンター
3.変更の表示が出たら「Update Names」をクリックして、OS再起動
4.再起動後、ディレクトリ名の変更表示が出たら「次からは表示しない」に☑して、「古い名前のままにする」
をクリック
 再起動後、デスクトップに置いていたファイルが消えた!!と思ったけど、ランチャーからファイル>デスクトップ(「Desktop」ではない)の中に残っていたので移動させました。あ~焦った!(^_^;)



 今回はここまで。
 同時進行で色々調べていると、いくらLinuxでも動作が重くなるよ…。更にUSBメモリ起動で作動ランプなしのため、ちゃんと動いてるのか心配になることが多々…(´ε`;)ウーン…
 Vivaldiもよく動作に引っかかりが出るので、やっぱりPC環境が物を言ってるのかな?(メモリ増やせ!(笑))