soramono雑記

Ubuntuメインのひよこユーザー。

Linux Mint【LinuxOS 第3弾】やってみた

※2017年3月31日 追記&一部修正

 懲りずに第3弾、今度は【Linux Mint 18.1 "Serena" - Cinnamon (64-bit)】です。つーか、やらかしてUbuntu削除しちまったよ…\(^o^)/オワタ

 Vista消さなくて良かったと心の底から思った…あと、ライブUSBも。本来ならUbuntuやり直しなんですが、せっかくだし気になっていたLinux Mintをやってみようと思い至る。
 Vista起動したらWindows Difenderのフルスキャンが始まってしまったので、待ち時間にisoのDLやってました。

公式サイト■https://linuxmint.com

 めっちゃ時間かかりました。公式サイトは英語表記だし、ミラーサーバーに日本サーバーがなかったので台湾からやってみました。
 ライブUSBはいつものようにWindows作成です。USBに書き込むソフトは「Rufushttps://rufus.akeo.ie)」です。とても簡単でオススメ。私はポータブル版を使用してます。


■ライブUSBからインストール
 BIOSでBoot順位を確認してから行ってください。(「USB HDD」を「SATA HDD」より上にする)

 インストール時に「日本語」選択します。【Ubuntu 16.04 LTS】ベースのインストーラーなので難しくはないのですが、一つ問題が…インストール先のディスク選択という一番重要な画面において

「インストールの種類」画面が超でかい。

 完全に「インストール」ボタンが隠れます。パネル(タスクバー)を隠しても見えません。
 打開策は【Alt + F7】で画面移動しましょう。


■インストール後の設定
 UbuntuやZorin OSの経験を元に設定変更します…が、前2つと似てるようで違う操作に四苦八苦。
 まずは、ファイアウォール設定から。

メニュー>設定>ファイアウォールの設定ツール>「ON」

 次は、アップデートソース(DL元アドレス)の設定。

メニュー>システム管理>ソフトウェアソース>公式リポジトリ/ミラー「メイン(serena)」「基本(xenial)」を日本サーバーに変更

 本命のアップデートへ。

メニュー>システム管理>アップデートマネージャ「インストール」

 終了したーと思ったら、もう一度更新表示されました。「ミラーサーバーを変更してください(仮)」とか…なんでやねん。
 よく見たらカーネル更新…めっちゃ重要やん…ということで、とりあえず「基本」だけ別URLに変更してインストール開始。エラーもなく終了。
※デスクトップ右下のアイコンからも出来ます。✓チェック表示されていれば最新の状態です。

 念の為再起動し、次はウィルススキャナーをDLします。お馴染み「ClamTK」です。

メニュー>システム管理>ソフトウェア管理>「clamtk」検索>インストール

 なんか3つも検索結果出たけど、一番上に表示されたものをダブルクリック、詳細ページからインストール。インストールされたら、設定変更します。

メニュー>アクセサリ>ClamTK>設定>全項目に✓チェックを入れて[閉じる]

 この段階では「アンチウィルスのシグネチャ」は「0」なので、スキャンしても意味無いです。自動アップデートされるので少し時間を置き、シグネチャが増えてから「フォルダーをスキャン」しましょう。
シグネチャ=定義(ウィルスを探すためのリスト)

 ClamTKの検索結果の表示が出来なかった場合は↓を参考にどうぞ。


■デスクトップのアイコンサイズ
 ちょっと大きめです。でもサイズ変更できます。一つ一つ右クリックで「リサイズ」できますが、統一させたいならファイルから設定変更しましょう。

メニュー>(左列)ファイル>編集>設定>表示

アイコン表示の規定値
 デフォルトのズームレベル「66%」

 ついでに「挙動」他も設定弄ったった。

メニュー>(左)ファイル>編集>設定>挙動

実行可能なテキストファイル
 ○実行可能なテキストファイルを開いたらそれを実行する
 ◎実行可能なテキストファイルを開いたらその中身を表示する
 ○毎回確認する(←デフォルト設定)


タッチパッドのスクロール設定
 自動認識してくれるのはいいのですが、デフォルトだと使いにくいノートPCユーザーです。

メニュー>設定>マウスとタッチパッドタッチパッド

一般
 ・2本指クリックの動作「無効」
 ・3本指クリックの動作「無効」

スクロール
 ・Reverse Scrolling direction「オフ」
 ・縦の端でスクロール「オン」
 ・横の端でスクロール「オン」
 ・縦2本指スクロール「オフ」
 ・横2本指スクロール「オフ」

 「Reverse~」はスマホみたいに画面スクロールしたい人向けですが、愛機のタッチパッドは右端にスクロール位置があるので、画面のスクロールバーと同じ動作にした方が楽。
 同様に2本指動作も慣れないので外しました。


■ウェブ・ブラウザ
 デフォルトは「Firefox」です。ただし、こちら検索エンジンGoogle」がありません。
 「Chromium」をインストールしてみましたが、何故か英語版でした。日本語化も面倒くさいので、結局「Vivaldi」を公式サイトからDLしました。

Vivaldi公式サイト■https://vivaldi.com/
▶トップページ下部Vivaldiをダウンロード 1.7 for Linux」>「Vivaldi 1.7 64bit DEB

 DLしたDEBをダブルクリックでインストールします。終わったら「メニュー>インターネット>Vivaldi」でブラウザ開始。

 ブックマークは↓からインポートできます。

∨(左上アイコン)>ファイル>ブックマークと設定のインポート>Opera/Firefox/Vivaldi/HTMLファイル

 インポート対応ブラウザ以外は、事前にHTMLエクスポートしておきましょう。

Chromium英語版の日本語化について(2017年3月31日 追記)

ソフトウェア管理>Chromium-browser-l10n

 ↑をインストールするだけでした。

Flash Playerについて(2017年3月31日 追記)
 Linux Mint 18.1の現状ではChromium 56なので「chrome:plugins」をURL入力することで現状のプラグインを確認できますが、Chromium 57からは「chrome:plugins」ページが削除されたようで、現状確認が難しくなりました。
 Adobe Flash Playerのバージョン確認は、Adobeサイトに行った方が早いかもしれません。

Adobe Flash Player動作確認ページ


■アプリの削除
 Linux Mintでの削除方法は簡単です。

メニュー>(目的のアプリ)右クリック>アンインストール


テキストエディターのフォントカラーとエンコード(2017年3月31日 一部修正)
 変換中、白文字になり変換候補が見辛い場合があります。現在はOSアップデートで多少改善されているようですが、見辛いままの場合は、設定でフォントカラーを変更しましょう。

編集>設定>フォントと色>色のスキーム

 白字変換に困る場合は「コバルト」「Kate」だとわかりやすいです。

 エンコードについては「ファイルを開く」際、左下「エンコーディング」で「追加と削除」を開きます。
 「SHIFT_JIS」「UTF-16」を追加しておけば、Windowsテキストの文字化けに対応してもらえます。


■キーボードの設定
 漢字変換での際、予測変換というか変換候補がリスト表示されないと難儀なので「Mozc」を使用したく思います。

メニュー>設定>入力メソッド>言語サポート「Japanese」インストール

 まず言語サポートをインストールしてから、メソッド変更しました。

メニュー>設定>入力メソッド>入力メソッド「IBus

 PC再起動後、デスクトップ右下の「JP」をクリック、「日本語-Mozc」を指定する。これで変換しやすくなりました!


 ソフトウェア管理はUbuntuの方が使いやすかったです。LMだとアプリ起動だけでパス認証求められるし、アプリ検索もぎこちないというか…。あと、Ubuntuベースではあれど、プログラム更新はUbuntuより遅れた対応なのか、Ubuntu最新用をDLしてもLMで使えないこともあります。そういった点では、対応の早いUbuntuの方が便利なのかな?